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#5 自社だけでのYouTube運営が難しい理由


「さあ、うちの会社もYouTubeチャンネルやってみよう!」


そう考えた時まずはじめに悩むのは、自社だけで全ての作業を行うか、外注費を払い制作会社に制作をやってもらうかという点だと思います。

今回はその両者のメリット、デメリットを細かく解説してまいります。

自社の状況も踏まえ、ぜひご検討ください。



(結城) こんにちは、株式会社WIQOMEDIANの結城です。


(滝) 滝です。


(結城) 今回は「YouTubeチャンネルを自社だけで完結できるのかそれとも外注に任せるべきなのか」そちらについて解説していきます。



▼YouTube制作外注のメリットとデメリット


(結城) YouTubeチャンネルの立ち上げに興味をもたれているあなたは、そのチャンネル設計や動画制作を自社で全て行おうとしていますか?それとも制作会社に外注を考えていますか?

では自社でYouTubeチャンネルの運営を行うメリットってなんでしょうか?


(滝) メリットの一つは、外注費用がかからない点が挙げられると思います。しかし、その反面、その自社の社員のリソースをかなりとられてしまいます。特に、動画制作だけではなくてYouTubeの運営というところまで含めると相当なリソースが割かれてしまいますね。


あとはやっぱりクオリティの低下がデメリットとなりますね。

動画制作においてどういう風に見せ場を作るか分からない方が作ると、見ていてすごいストレスのかかる動画になってしまうようなリスクがありますね。



▼やることがたくさん!! YouTube制作の一連の流れ


(結城) 実はYouTube運営においてやらなければいけないことは、あなたが思っているよりも

たくさんあります。簡単にご説明していきます。



まずはチャンネル立ち上げ前に打ち出したいブランドのビジョンや、YouTubeでの発信コンセプトを決める必要があります。ここをしっかりと行わないと、ただのCM動画やマニュアルの動画が乱立する統一性のないチャンネルとなってしまい、集客がなかなかできないんですよね。


(滝) ブランディングって難しく考えがちですけど、”自社がどういう価値を提供しているかをお客様一人一人にどう認識してもらうか” ということなんですよね。さらに言い換えると、”どういう風に好きになってもらうのか”、”何を提供してるから好きになってくれるのか”というところを突き詰めて考える作業だと思うんですね。


そこをしっかりと固めずに、バズった動画や流行っている企画を真似てみても、最終的な良いブランディングに結びついていかないんですよ。


つまりファンもつかず結果として売上も伸びていかない、LTV(顧客生涯価値)も伸びていかない、あまり意味のないYouTube運営になってしまう可能性があるということですね。


(結城) 次に行うことは、個々の動画企画です。

ここでは先ほどのブランドビジョンやチャンネルコンセプトに基づいて、視聴者を楽しませられる企画を考える必要があります。


更にその上で撮影・編集があります。

動画制作のハードルは、機材の小型化やソフトの価格低下によって下がってきていますが、ある程度のクオリティを出すためにはやはり専門的な技術や知識が必要です。


そして、YouTubeではその動画に対してタイトルやサムネイルも設定する必要があります。

多くの人に動画を見てもらうためには、こちらも決して軽視できない重要な部分です。


動画が投稿された後もやることはあります。

今度はその動画に対する再生数や再生頻度、チャンネル登録率などを分析にかけます。そして、次の動画へとその分析を反映していく必要があるんですよね。

 


▼自社だけのYouTube制作はやっぱり過酷?


(滝) 映像といえば昔は総合芸術という言われ方をしました。例えば台本という、構成を考えたり文章を考えたりする能力が求められ、映像の構図をはじめとした美的センスも問われたりなど、そういうところを全て含めて総合芸術だったわけです。


YouTubeになると、その要素+マーケティング的要素も求められるので、もはや総合格闘技ですよね。


(結城) YouTubeには、本当に多岐にわたる知識・技術が必要になってくるということですね。このようにYouTubeチャネルの運営には、マーケティングやデザイン、映像制作、コピーライティング、そしてデータ分析など、広範囲にわたる多くの知識やノウハウを身に付けて実践していく必要があります。


さらにYouTubeの成長は継続にこそ意味があります。そのため、一時だけリソースを注げばいいというもののでもありません。これを本職の傍らにやっていくのは少し気が滅入ってきませんか?


(滝) きますね〜。


(結城) う〜ん。非常に大変ですよね。


(滝) 動画制作やYouTube運営を今まで行ってない人たちがやるというのは、精神的なストレスにもなって結構難しいんじゃないかなと思いますよね。


(結城) そうですね。最初は成果もなかなか現れないんですしね。


(滝) それでみんなどんどんと心折れていく気がしますね。


(結城) そこでオススメしたいのはYouTubeのことをよく理解している企業へ制作を外注として任せるというやり方です。


費用は自社で行うよりもかかってしまうことが想定されますが、長期的に効果を上げることを考えると外注のほうが効果的といえます。


(滝) そうですね。やっぱり社内の方には専門のところを頑張っていただくべきですね。そこでもしYouTubeにリソースを割いてしまうと、結局そこの人件費も全部YouTubeの方に流れていきますからね。


ですから、"餅は餅屋" じゃないですけど、専門の会社に外注をした方が結果として費用的にも安く仕上がると感じますね。


(結城) 弊社のようにYouTube制作を事業として行なっている企業であれば、YouTubeで評価されるチャンネルのコンセプト設計から始め、個々の動画企画や撮影編集方法についても、

YouTubeに最適化かつプロクオリティのものを制作可能です。


また、これまでの多くのチャンネルの運営実績に基づいたYouTube独自のデータ分析手法を持っておりますので、動画の効果検証や分析・改善も効果的に回していくことが可能です。


(滝) やっぱりYouTubeアナリティクスの画面を初めて見ると、数字の羅列やグラフがたくさんあったりして、結構パニックになってしまうんじゃないかなと思うんです。


そんな中でどの指標を重視し、その数字から次の対策を考えるというところまで行くには、やっぱりそれなりに分析方法っていうものを確立していないと難しいと思います。


弊社はそれを体系化した分析手法を確立してますので、しっかりとした分析と改善を行っていくことが可能です。


(結城) そして本職の方のリソースを取られずに、YouTubeはプロに任せておけるという安心感もあると言えます。


(滝) 何気にここが重要ですよね。知らない仕事をいきなり振られて、結果出せって言われたら不安になりますよね。


例えば、ウチはYouTubeをやってますけど、いきなり「じゃあ明日webメディア作って!ハKPIはこれで、月間UU数がこれね」みたいに言われたら超パニックでしょ?


(結城) めちゃくちゃ不安です(笑)


(滝) それで、明日会社に来たくなくなるみたいなね。そういう精神不安みたいなこところも、結構重要なファクターなんじゃないかなと思います。


働き方改革の時代ですし、動画も結構作るのに時間がかかってしまうので、そういった心理的安全性みたいなところも、意外と重要なポイントなんじゃないかなと思います。



▼まとめ


(結城) 一口にYouTube運営といっても取り組むべきことは多岐にわたります。そのためにはさまざまな知識やノウハウを身に着ける必要があります。その上でYouTubeというプラットフォームに最適化していくことは非常に大変です。


そう考えた時、自社で無理をしながら制作を行うよりは、実績のある制作会社に任せる方が

効果もコストパフォーマンスも良いと言えます。


次回は「YouTubeの制作会社と依頼元の企業での連携において大事なポイント」について解説していきます。是非ご覧ください。


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